いつもいつも驚きのワインをいただいているエシェ蔵さんから、実は度肝を抜くワインが届いていました。
神の雫にも登場したルーチェです。
もっともっと寝かせておく予定だったのですが、飲まないと次が来ないというので(笑)開けることにしました。
飲んでから知ったのですが、1995 年設立の比較的新しい造り手だったのですね。
老舗かと思っていたけれど、若々しくデザイン性の高いラベルを見ると確かにそうだとひとり納得しました。
そんなわけで、ひそかに憧れていた 1 本、いただきます!
ルーチェ デッラ ヴィーテ ルーチェ 2015 の香りや味わいなど
●色と香り : きれいな紅紫色。透明感もあります。
離れていてもアルコールの香りがわかります。
鼻を近づけると、すっっごくいい香り!
エレガントで、でもたくましくて、深くて、濃くて。「良い」要素が全て含まれているようです。
赤い果実、深い森、神秘的な森、かすかにハーブ、とてもパワフルで香りが爆発しているかのよう。
そのボリュームにクラクラします。
何より、好きな香りの部類に入るものばかり。(●´艸`)
●味わい : 旨味がすごい。果実味よりも旨味が強い。
まだまだ若く、渋味もたっぷり。でもおいしい...!
香りで感じたエレガントさや深みもしっかり。
優しく、さらりとしていて、透明感があって、品があって...やっぱり違うんだなぁ。
ルーチェ デッラ ヴィーテ ルーチェ 2015 に、合わせたものたち
・アボカドサラダ
*前菜盛り合わせ*
△白カビソーセージ(キュルノンチュエ)
○チーズ(ボフォール AOC)
・生ハム(キュルノンチュエ)
○こんちゃん特製 知多牛のカルビとフォアグラ
[翌日]
・こんちゃん特製 知多牛の牛皿
[14日後]
○生ハム(トンデンファーム)
・アボカドサラダ
かぼす果汁とセロリのドレッシングで。
赤ワインに合わせるには無謀だったかな?と考えていたけれど、まったく問題なく。
前菜盛り合わせ
△白カビソーセージ(キュルノンチュエ)
鼻に抜ける香りが気になります。
○チーズ(ボフォール AOC)
香りにかなりクセのあるチーズですが、パルメザンチーズかそれ以上の旨味があって、わたくしは好きです(こんちゃんは苦手とのこと)。
ワインがまろやかになります。
・生ハム(キュルノンチュエ)
燻製された生ハム。香ばしく、旨味は甘くておいしいけれど、もう少し薄く切られていればいうことなしだなあと。
ワインとほどよく。
○こんちゃん特製 知多牛のカルビとフォアグラ
赤ワインを煮詰めて作られたソースがお肉を引き立て、ワインの果実味がアップします。
・こんちゃん特製 知多牛の牛皿
翌日、ワインは当然ながら変わらずのおいしさ。
甘めの味付けだからか、ワインの渋味がちょっと出てくるけれど問題なく。
○生ハム(トンデンファーム) (写真なし)
2 週間後は黒糖のような香りが加わり、さらにおいしそうな香りとなっていました。落ち着いてエレガントな香り。
よく熟成し、まろやかさと重厚さが加わって王様のような貫禄が出ました。
同時に、何年も前に飲んだ、上質なブルゴーニュの赤を飲んだ時の味も思い出しました。
生ハムとまろやかに合いました。
以上です。ヽ(・∀・)ノ
アルコール度数が 15% と見て驚き。13.5 もしくは14% 位だと思いました。
そのくらい、さらりとしたおいしさだったのです。
飲む前はボルドーワインのようなパワフルなワインかなと予想していました。
しかし実際はブルゴーニュのような味わいだったのにもびっくりしました。
まだ少し残してあるので、さらに日が経った状態のものも楽しめるといいなぁと思っています。
とても良い経験ができました。感謝感激です。
素晴らしいワインをごちそうさまでした◎
ワインメモなど
ワイン名 | Luce della Vite Luce 2015 |
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原産国 / 地方 | イタリア / トスカーナ |
品種 | サンジョヴェーゼ, メルロー |
アルコール度数 | 13.5% |
生産者 | Tenuta Luce (テヌータ・ルーチェ) |
Web サイト | Luce della Vite | Tenuta Luce |
輸入者 | 日本リカー株式会社 |
Web ページ | テヌータ・ルーチェ |日本リカー株式会社 |
購入時の価格 | エシェ蔵さんからのいただきもの |
抜栓日 | 2021.05.30 |