昨年からずっと、なにかと我慢を強いられる生活が続いていますね。
12月も半ばになり、やれクリスマスだお正月だと、世間が浮かれるムードになるであろう頃も漂う自粛ムード。
わが家では鬱屈とした生活の反動がワインに現われていました。
親戚のお祝い候補の味見をしましょう、そうしましょうということで、なかなか飲めないようなシャンパーニュをなんでもない休日に開けていたのでした。
アンドレ クルエ グラン クリュ アン ジュール ドゥ ヌミルフフサンオンズ ブリュット NV の香りと味わいなど
●色と香り : 琥珀色、熟成を感じる色合いです。
香りもかなり熟成を感じますが、ボリュームは控えめ。
ただ、ちょっと時間をおくと、香りの濃さ、ボリュームが出てきました。
梅酒に近い酸味や甘味を感じ、漬物のような雰囲気も感じます。
やや、まろやかさも。
●味わいと泡 : あぁ、これはおいしい!
深い熟成、深み、まろやか、でも酸が強い。
複雑で品があって、これはおいしいです...!(●´艸`)
透明感も気品もあります。
細かな泡が優しく発泡。
コクがたっぷりで、味のまとまりがとても良く、バランスも素晴らしい。
飲み進めるごとに、深みを実感しました。
奥行きのある酸味、広がりのあるコク、それらをまとめるかすかな渋味。
いつまでも浸っていたい世界。完成された世界です。
アンドレ クルエ グラン クリュ アン ジュール ドゥ ヌミルフフサンオンズ ブリュット NV に、合わせたものたち
ゆでだことイワシ
・ゆでだこ
モロッコ産、ワインとほどよく。
△イワシの刺身
いわしの味がよくわかるおいしさ。
ワインと合わせることで臭みが出てしまいました。
○カマンベールチーズ(よつ葉)
いつもは硬めのよつ葉のカマンベール。 今回はトロトロになっていました(賞味期限がかなり切れているからか?)。
コクがすごく、ちょっと苦味もありますが、ワインとまろやかに合いました。
○うなぎの白焼き(愛知県産)
ふわふわで美味しく旨味と脂がたっぷり。香ばしくて味が優しい。
これもワインとまろやかに。
以上です。ヽ(・∀・)ノ
ピノノワールの奥行きってすごいなぁと感じた 1 本でもあります。
わたくしならば贈られたらこの上なく嬉しいワインではありますが、若いふたりには落ち着きすぎている味わいかなぁと。
ですので、もっと溌剌としたものがいいかなと感じました。
どちらかというと古酒に近い味わいで、わたくしは何本でもストックしておきたいくらい、とても好みのおいしさです。笑
素晴らしいシャンパーニュをごちそうさまでした◎
ワインメモなど
ワイン名 | André Clouet Grand Cru Cuvée Un jours de 1911 Brut NV |
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原産国 / 地方 | フランス / シャンパーニュ |
品種 | ピノ・ノワール 100% |
アルコール度数 | 12% |
生産者 | André Clouet (アンドレ・クルエ) |
Web サイト | Champagne Andre Clouet - A history from 1791 |
輸入者 | 株式会社ヴィントナーズ |
Web ページ | ANDRE CLOUET|株式会社ヴィントナーズ Vintners Inc. |
購入時の価格 | 8,890 円(税抜) |
抜栓日 | 2020.12.13 |
昔は本物の藁にくるまれていたそうです。
虫がつくなど、輸送と検疫の難しさがあってプラスチックになったのだとか。
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◇お祝い候補として飲むにしては勇気のいるお値段。(・∀・;)