ものづくりに携わる人は、何かしらの信念やこだわりを持って日々の仕事にあたっていると思います。
ワインという世界も例にもれず...なのですが、そのこだわりが凄すぎる!という造り手の白ワインを飲みました。
イタリアはフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州のワインです。
ラディコン・ヤーコット 2008 の香りと味わいなど
●色と香り : グラスから顔が 30 センチくらい離れていても鼻に届くアルコール臭。なんて強さ。
色は、オレンジ味の強いレンガのようです。濃い色合いです。
メロンの種のような、メロンの果実を濃縮したような、とにかく強くて濃い香りです。
樽香も感じられるような気がします(それ以外がとても強い。笑)。
●味わい : 赤ワインを飲んだときのように、アルコールが体内を流れていくのがよく分かります。
強い!と思いながらも、さらりと感じる不思議な味わい。
余韻が長く、酸味に角がありません。
赤ワインに近い味わいで、すごく深みがあって、なんとも面白いワインです。
甘味はほぼなく、酸味がきいているものの、同程度のコクがあるので「すっぱい!」とはならず。
味もおいしいのですが、なにぶん濃いので、一度にたくさん口に含めません。
造り手、ラディコンのこだわり
白ワインよりも赤ワインが重んじられるような業界の認識に疑問を抱いたことが、ラディコンのこだわりの出発点。
瓶内熟成の期間は樽熟成と同じかそれ以上、飲みやすいサイズを追及して自ら 500ml, 1000ml のボトルを開発など、いわゆる開発秘話が盛りだくさん。
詳細は、ぜひとも輸入元であるヴィナイオータさんのページで読んでみてください。
造り手さんはすでに亡くなっており(ワイナリーは代替わりしています)、同じワインはもう飲めないのが寂しいです。
白ワインよりも赤ワインが重んじられるような業界の認識に疑問を抱いたことが、ラディコンのこだわりの出発点。
瓶内熟成の期間は樽熟成と同じかそれ以上、飲みやすいサイズを追及して自ら 500ml, 1000ml のボトルを開発など、いわゆる開発秘話が盛りだくさん。
詳細は、ぜひとも輸入元であるヴィナイオータさんのページで読んでみてください。
造り手さんはすでに亡くなっており(ワイナリーは代替わりしています)、同じワインはもう飲めないのが寂しいです。
ラディコン・ヤーコット 2008 に、合わせたものたち
○こんちゃん特製 塩鶏じゃが
鶏肉や野菜の旨味たっぷりの煮物です。新じゃが、鶏肉、パプリカ、玉ねぎ。
ワインの香りに果実感、味わいに甘味が加わる相性です。
・こんちゃん特製 極太ズッキーニのステーキ
夕食メニューその他の都合で、瓜のような大きさにまで育ってしまった家庭菜園のズッキーニ。
ステーキシーズニングで味付けをした、わが家定番のステーキです。
噛むと、口の中にズッキーニの水分があふれてきてアツアツのおいしさです。
ワインとは普通に。
○こんちゃん特製 ハマグリとアサリの酒蒸し
こんちゃん父が送ってくれました。
つるっとしたハマグリは優しい味、歯ごたえのあるアサリは旨味がたっぷり。
ワインとは、塩鶏じゃが同様の相性です。エレガントなワインだなぁ。
それにしても、酒蒸しの汁ってなんでこんなにもおいしいのでしょうね。全部飲んでしまいました。
・こんちゃん特製 アズキハタの塩焼き
長崎県産のアズキハタという魚です。
モチモチしているし、プリプリもしています。味は淡泊。
おいしいのですが、塩焼きよりも煮る方がよりおいしくいただけそうな気がするお魚です。
プリプリなので、お刺身もおいしそう。あるのかどうか、分かりませんが。
ワインとは普通に。
以上です。ヽ(・∀・)ノ
とにかく香りのよいワインでした。
たくさんは飲めないパワフルさなので、赤ワインもしくは日本酒よろしくチビチビと飲みました。
エレガントで、深みと複雑さのある濃厚白ワインです。
ただ、評価や好みは両極端に分かれるかもな、という気がしますし、そんなところが面白いワインではあります。
わが家としてはストックしておきたいのですが、手に入るかどうか...。
貴重な 1 本をごちそうさまでした◎
ワインメモなど
ワイン名 | Radikon Jakot 2008 |
---|---|
原産国 / 地方 | イタリア / フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア |
品種 | フリウラーノ (ヤーコット) |
アルコール度数 | 13.5% |
容量 | 500ml |
生産者 | Radikon (ラディコン) |
輸入者 | 株式会社ヴィナイオータ |
購入時の価格 | 3,300 円(税抜) |
備考 | ヴィナイオータによる紹介ページ : 造り手紹介 Radikon / ラディコン |
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◇こんちゃんのブログ
・今日のお酒はイタリアのオレンジワイン『ラディコン』♪