いよいよ大本命の登場です。
開ける話の前に、このワインをどうやって手に入れたのか、という話をさせてください。
こんちゃんの生まれ年のワインを探すにあたり、実店舗を回るよりもネットで見つけようと思い、あれこれ探してみました。
しかし、そもそもの数が少ない上に、その情報を信頼してよいものかどうか、その点に悩みました。
そこで誰かに相談を...と思いついたのが、古酒を含め、いいワインをたくさん飲んでいるイメージのあるエシェ蔵さんなら!と「どこか古酒を買えるお店を知りませんか?」と連絡。
少しやりとりをしたのち、音沙汰がなくなったものですから、さすがに難しい話か...やはり思い切ってネットで注文か...?!と意志を固めようとしたところ、突然わが家に宅配便が。
送り主がエシェ蔵さんで、開けてみるとそこにあるのはカロン・セギュールの 1985 年!(もう 1 本あるのですが、それはまたの機会に。)
びっくりしてすぐに電話すると、新築祝いで~とのこと。なんというワインの神様。しばらくこんちゃんと小躍りして喜びました。
...というのが経緯です。
古酒なので 1 週間ほど静かに保管して状態が落ち着くのを待ち、いざ飲まん!と態勢を整えたのでした。
シャトー カロン セギュール 1985 の色、香りと味わい
●色と香り : なんて美しい色、なんていい香り!
とても澄んだチョコレート色をしていて、まろやかで深い香り...チョコレート、燻製の香り、木の香り...とにかくいい香りとしか言えません。
●味わい : なんというおいしさ!
若々しい味わいで、とても 34 年前に醸造されたものとは思えません。艶やかで、イキイキとしていて、まだ開けるのが早かった?と思ったほど。
素直で分かりやすく、水のように飲め、体にいきわたる繊細さ。
出汁のような、チョコレートのようなコクに豊かなまろみ。これを旨いといわずしてなんというのだ!という味わいです。
豊潤な深み、たおやかな味わい...飲めば飲むほどおいしくなりました。
なんて幸せな味。(´ω`*)
余談ですが、キラキラでした。
シャトー カロン セギュール 1985 に、合わせたものたち
何も合わせなくてよい!!と思うワインですが、それでもやはり何か口にしたくなるものです。
・しめじとホワイトエビのアヒージョ
オイルとワインが合います。
△こんちゃん特製 焼きホタテ
甘くておいしい北海道のホタテ。ただ、ワインが生臭くなってしまいます。
○神戸牛の焼肉
お肉が甘くておいしい!脂は濃厚なのにサラリとしていらっしゃる。なんておいしいんだ神戸牛。
ワインがさらにまろやかに、ふくよかになります。このぐらいの格でないと合わないのね。
以上です。ヽ(・∀・)ノ
普段は泡ワイン、白ワイン好きを公言しておりますが、こんな素晴らしい赤ワインなら毎日飲めます。いや、飲みたい。
澱がそこそこありましたので、全部を飲み干すことは叶いませんでしたが、ギリギリまでとてもおいしくいただきました。
そして、澱も試しに飲んでみたのですが、いいワインでも澱を飲むものではないな、と痛感しました。
二度と飲めないであろう、素晴らしいワインをごちそうさまでした◎
ワインメモなど
ワイン名 | Château Calon Ségur 1985 |
---|---|
原産国 / 地方 | フランス / ボルドー / サン・テステフ |
品種 | カベルネ・ソーヴィニョン 45%, メルロー 40%, カベルネ・フラン 15% |
アルコール度数 | 不明 |
生産者 | Château Calon Ségur (シャトー・カロン・セギュール) |
輸入者 | 株式会社ジャパンインポートシステム |
購入時の価格 | 不明 ※ワインの神様からのいただきもの |
抜栓日 | 2019.01.26 |
備考 | Web サイトまでもが美しい → Château Calon Ségur |
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◇こんちゃんのブログ・今日のお酒は『カロン・セギュール1985』+『ドラピエ2008』♪